何年も前に老眼鏡の新しいネーミングの公募がありました。
老眼鏡という言葉のイメージがあまりよくないからという理由で新しいネーミングを募集してました。
僕も出そうと思ったけどいいネーミングを思いつかなくて出せなかった。
選ばれたのは「キャリアグラス」でした。
年を重ねることはキャリアを積む事と同じ。素晴らしいネーミングだと思った。
言葉のデザインは商品のネーミングやキャッチコピーなどで活躍する。
「お〜いお茶」や「おいしい牛乳」なども分かりやすくて素晴らしいネーミングだと感じている。
靴下の新しいネーミングでは「通勤快足」という商品名で売り上げも伸びた。
新聞広告には「21世紀に間にあいました」とハイブリットカーのプリウスのキャッチコピーで今でも良く覚えている。
言葉のデザインを上手に考えられていて商品イメージをプラスに繋げている。
松尾芭蕉の「閑けさや岩にしみ入る蝉の声」も言葉のデザインだと思っている。
今の季節にピッタリで大好きな俳句の一つです。
言葉一つでイメージもデザインできる。